標準化を成功させるための重要な考え方の2つ目は、常に進化するということです。
”アンチ標準化”ではありませんが、標準化に対してネガティブなイメージを持っている方は、「標準化するとやりづらくなる」と感じているのではないでしょうか。
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標準化を成功させるための重要な考え方の2つ目は、常に進化するということです。
”アンチ標準化”ではありませんが、標準化に対してネガティブなイメージを持っている方は、「標準化するとやりづらくなる」と感じているのではないでしょうか。
論文を作成する際などに、やってはいけないこととして「コピペ」(コピー&ペースト)という言葉には、すっかり悪い印象がついてしまいました。
しかし、裏を返せば、何年も何十年もかかった成し遂げられた成果を、”コピペ”することによって、初心者が簡単にできてしまうようになった、と言うこともできます。すなわち、”コピペ”できる素材を増やしていくことが、標準化の推進につながると考えられます。しかし、それでは、ますます”画一化”と同じになってしまわないかという心配がありますね。
また「精神論」と言われてしまいそうですが、まずは”やり方”よりも”考え方”を整理することが大切だと思います。
標準化が進んでいないことは、確かにマイナス要因かもしれませんが、標準化と勘違いして”画一化”に進んでしまうことは大きなマイナスになると思うからです。そして、そのような現象が起こる原因は、目的と手段が入れ替わってしまうためではないかと思います。標準化は手段であり目的ではありません。ですので標準化することが目的となってしまっていないか、再度考えてみることが必要です。
「プロトコールをレビューしてほしい」と言われ、おそらくは「自分に何を期待されているのだろう?」そして「自分はその期待に応えられるだろうか?」と心配されているのでしょうね。しかし、決して難しく考えることはないと思います。普段、自分が仕事をする中で目にする”典型的なミス”を思い浮かべてみてはいかがでしょうか。
たとえば、「タバコを吸いますか?」という質問に対し、「1.はい」「2.いいえ」という回答を用意していたとします。すでに数人が回答した後に、回答用紙(CRF)を「1.いいえ」「2.はい」に変更すると何がおこりますか?回答済みのデータが「1」「2」というコードで入力されていた場合、データの意味が逆転してしまいます。
では、「1.はい」「2.いいえ」「3.昔は吸っていた」と回答を増やすなら問題ないのでしょうか?
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